スマート タウン 坂城を目指して

最近、「スマートコミュニティー」 という言葉が使われるようになりました。

特に、3月11日の大震災に伴う原発の事故、各地での原発の停止などを契機に自治体で様々な新エネルギーへの取り組み、あるいは効率的なエネルギー使用のあり方について検討を始めています。

坂城町では、このたび、経済産業省の  「スマートコミュニティー構想普及支援事業」  に応募し、採択されました。 (平成23年度事業 金額約800万円)

このスマートコミュニテイーというのは、電力需給両面での変化に対応し、情報通信技術を活用して効率的に受給バランスをとったり、熱や未利用エネルギーを含めたエネルギーを地域単位で総合的に管理し、融通するためのシステムです。

今回の事業は、このスマートコミュニティーを坂城町で実施するための状況調査を行うものです。

この事業は大変競争率の高い、厳しいものでしたが、幸いにも事業採択となりました。 自治体、企業から応募のあった中、全国で48事業が採択されましたが、町村では北海道のニセコ町と当町のみ採択、県内では当町と須坂市のみの採択となりました。

坂城町には約260社の多くの工場群があります。 エネルギーの安定的供給は必須であります。 是非とも、この事業を通して坂城町での 「スマートコミュニティー」 を実現し、スマートコミュニティならぬ、「スマート タウン 坂城」 を実現したいと思っております。

なお、本事業を実施するために昨日(11月8日)、坂城町臨時議会を招集させていただき、関連補正予算をご承認いただきました。

本事業は24年3月までに終了させる必要がありますので、坂城町の皆様の絶大なるご協力をお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

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