先日(11月27日)、千曲衛生施設組合議会視察研修として、埼玉県、東埼玉資源環境組合へ伺いました。(千曲衛生施設組合は、長野市、千曲市、坂城町で構成される一部事務組合でし尿処理施設の運営を行っています。組合長:千曲岡田市長、私は常設委員)
今回の主な見学箇所は、東埼玉資源環境組合の第二工業汚泥再生処理センター(八條 KIRARI)です。
八條 KIRARI (KIRARI という名は近隣の小学生が命名)
この施設は越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町の5市1町のし尿・浄化槽汚泥・農業集落排水汚泥を処理する施設で、昭和56年から運営されていますが、本年(平成30年)4月より新施設が稼動しました。
当施設は、「資源の有効活用」 (汚泥の脱水処理を行うことにより助燃剤として活用)、「臭気対策」(受け入れ室の二重化、エアカーテン)、「放流水の水質管理」、「監視システムの高度化」、「雨水の有効活用」、「太陽光発電システム」、「外観デザイン」(敷地面積の25%を緑地に。デザイン面での景観への配慮) などを徹底的に考慮し、地元にやさしい素晴らしい施設となっています。
とにかく、全ての施設設計が地元密着型であり、隣の温水プール、地元住民への施設内会議室の無料提供などいろいろな工夫がされておりました。
写真中央、ご挨拶される瀧田賢副管理者
微生物を使った「生物脱臭装置」
「KIRARI」 の前で全員写真
坂城町長 山村ひろし