本日(6月6日)、坂城町鉄の展示館で第6回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会の受賞式が執り行われました。
挨拶される (公益)日本刀文化振興協会理事長 本阿彌光州さん
挨拶される 靖国神社宮司 徳川康久さん
挨拶する山村
本展覧会は第1回から4回まで大倉集古館、ホテルオークラで開催されておりましたが、大倉集古館の改修工事などの関係から依頼があり昨年に続き鉄の展示館での開催となりました。
このような重要な展覧会を鉄の展示館で開催していただけることは大変名誉なことであり、ありがたいと思っております。
いよいよ、坂城の鉄の展示館が日本刀の「聖地」になったとの感じがします。
本会には先年に続き、徳川康久様御夫妻もお出でになられました。(徳川泰久様は徳川慶喜の曾孫で現靖国神社宮司です。)
左から:宮入小左衛門行平刀匠、徳川康久御夫妻、山村
また、坂城町長賞を初めて海外の方が受賞されました。
マーカス・チェンバーさんで刀装具(鐔)での受賞です。素晴らしいですね。
左から:山村、チェンバーさん、師匠の泉公士郎さん
また、右はチェンバースさんの作品、鐔(つば)、「恵比寿大黒 留守模様図鐔」
以下、坂城町ニュースからご覧下さい。
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第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会授賞式
6月6日(土)、中心市街地コミュニティセンターで、公益財団法人日本刀文化振興協会による「第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の授賞式が開催されました。
本展は、作刀、研磨、外装という日本刀製作技術を一同に集め、技術の向上、人材育成を図るとともに、その成果を広く公開して、総合芸術である日本刀文化の理解を深めてもらうため、平成22年から開催されているもので、今年は鉄の展示館で8月2日(日)まで開催されています。
今年の応募総数は84点。作刀、研磨、外装の各部門に優秀な作品が出品され、厳正な審査の結果、最高賞である「経済産業大臣賞」は、坂城町無形文化財の宮入小左衛門行平刀匠の一門である根津秀平さんが受賞されました。また、一門の河内一平さんは金賞第一席、上山輝平さんは金賞第二席を、作刀部門でそれぞれ受賞されました。
▼展覧会の様子
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坂城町長 山村ひろし