本日(12月7日)、坂城町の七不思議の一つといわれる、「比丘尼石」に一部亀裂が入り、若干心配なところもあり、地元の苅屋原の皆さんならびに坂城町の学芸員とともに、修復後の状態を見に、比丘尼石まで行ってまいりました。
比丘尼石についての言われは、以下の坂城町ホームページの記載をご覧ください。
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比丘尼石
葛尾城落城にまつわる伝説
「比丘尼石(びくにいし)」
苅屋原の山頂に、苅屋原に向って尼さんがお経を読んでいるような石が見えます。これが比丘尼石です。
これは、村上義清公が葛尾城落城後、越後へ逃れた折、義清公の奥方は姫城を脱出して身の危険を感じ、苅屋原の方へ避難し、私はこれでよいが、そのかわりどうか郷里の住民の皆さんが永遠に幸せであるようにと祈願して、ここで化石になったといわれています。(出典:坂城町誌)
この石を苅屋原の国道18号側から眺めることができます。
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以下は、今回の様子です。
全員集合。いよいよ山登り。
途中、かなりの急傾斜
比丘尼石の前で。
左から:千野尚之さん、小出嘉文さん、山村、坂口幸男さん、 苅屋原区長の井上敏章さん
ひび割れの箇所はしっかりと補修が行われていました。 また、比丘尼石の下部、あるいは途中の何箇所かに修験者のお札がありました。古来、信仰の対象だったことがわかりました。また、千曲側、村上側の風景は誠に絶景でした。
下から見た比丘尼石
坂城町長 山村ひろし