大相撲の歴史を語る(さかきふれあい大学)

先日(9月2日)、坂城町文化センターで、さかきふれあい大学教養講座 【大相撲の歴史を語る~江戸時代を中心に~】 が開催されました。

お話いただいたのは、相撲博物館学芸員土屋喜敬さんです。

大相撲の歴史を大変分かりやすく、雷電為衛門の話などもお話いただきました。

坂城町鉄の展示館で9月7日から開催される 「大相撲と日本刀」 が大変楽しみになりました。

土屋先生にも勧められましたので、昨日、東御市の丸山晩霞記念館で開催中の 「雷電と江戸時代展」 も見てまいりました。

この丸山晩霞記念館で出展された、雷電の化粧回しや脇差も鉄の展示館で展示されます。

東御市 丸山晩霞祈念館で開催中の 「雷電と江戸時代展」 チラシ (9月24日まで開催)

 

丸山晩霞祈念館で展示中の

左から:雷電脇差、雷電化粧まわし

(以前、私のブログでご紹介した雷電について)

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=44997

坂城町 鉄の展示館で開催される 「大相撲と日本刀」 展 チラシ

9月7日から11月5日 まで開催

以下、土屋先生のご講演について、坂城町ニュースよりご覧ください。

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さかきふれあい大学教養講座

【大相撲の歴史を語る~江戸時代を中心に~】

大相撲01

土屋

▲土屋 喜敬さん(相撲博物館学芸員)

9月2日(土)、坂城町文化センターで、さかきふれあい大学教養講座「大相撲の歴史を語る~江戸時代を中心に~」が開かれ、講師として、相撲博物館学芸員の土屋喜敬さんをお招きし、江戸時代から現代に至るまでの大相撲の歴史や信州出身のスーパースター・雷電為右衛門の活躍などを、画像を見ながらわかりやすくお話しいただきました。

相撲の歴史は古く、平安時代末期頃から、勧進(かんじん)相撲として、寺社や橋の修繕費を募るために行われたといわれています。江戸時代になると、争いごとの原因になるとして相撲が禁止されたこともありましたが、民衆の相撲人気は根強く、江戸時代中期には、生業としての大相撲が確立されました。

また、信濃国小縣郡大石村(現在の東御市)出身である雷電為右衛門についてもお話しいただきました。雷電は大相撲史上最強力士として語られていますが、横綱にはなっていないことや強すぎたあまり、禁じ手が存在していたなど、過去の史料から読み解く雷電の活躍を解説していただきました。

坂城町・鉄の展示館では、9月7日(木)より「特別展 大相撲と日本刀」を開催します。歴代の名横綱が所持した太刀や大相撲にゆかりのある日本刀にスポットを当てて、これまで紹介されることの少なかった相撲における刀剣の意味や横綱の歴史について知ることのできる展示となります。大勢の方のご来館をお待ちしております。

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坂城町長 山村ひろし

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