昨日(11月28日)、長野市のホテル国際21で行われた、富士通エグゼクティブフォーラムでプロゴルファーの古市忠夫さんの講演を聞きました。
古市さんは神戸市長田町鷹取商店街でカメラ店を経営されていましたが、阪神淡路大震災で家財を一切失い、以後、地域の復興に奔走し、街づくり協議会の副会長として防災に強い街づくりの取り組んでおられました。
ある日、友人の強い勧めで自らの復興のためにプロゴルファーを目指し、還暦目前となる2000年9月に59歳でプロテストに合格されました。現在77歳。
プロゴルファーになった後、関西プロゴルフグランドシニア選手権で優勝したり、タイガーウッズとプレイをしたり、本を8冊も出版したり、レギュラーでテレビに出演したり、自らの物語が映画になったり(「ありがとう」赤井秀和主演)、講演活動に奔走したり(今回の講演で601回目とのこと)など今までには到底考えられない奇跡の連続が続いたそうです。
震災で一切を失いながら「なぜこのような奇跡が起こったのか」、が今回のテーマです。
講演のタイトルは、「生涯チャレンジ・・がんばれることへの感謝」です。
古市さんのお話によると、いくら自分だけで頑張っても奇跡は起こらない。「頑張れることへの感謝」を続けると、不思議に「力を持った人が寄ってくる」のだそうです。 積極的な感謝がなければならないとのことです。
「才能 X 努力 X 感謝」 で奇跡が起こるのだそうです。
1時間半の講演、大変迫力のあるお話で、会場いっぱいの皆さん全員大感激でした。
講演中の古市さん
左から:山村、古市忠夫さん、オリオン機械太田哲郎社長、オリオンシステム赤沼正信社長
坂城町長 山村ひろし