食の安全を守る(長野食品衛生協会坂城支部総会)

昨日(5月16日) 長野食品衛生協会坂城支部 (支部長:沢崎征一さん) の令和元年度総会(第42回)に来賓として参加しました。

毎回のことですが、大変充実をした総会の内容に感銘を受けました。

沢崎支部長以下関係役員のご努力に敬意を表します。

坂城支部は活動開始から現在に至るまで食中毒が出ていない支部として有名です。

国の安全は政治や軍事力ではなく 「食」 の安全により確立されます。

焼肉店の食中毒、毒キノコ、ノロウイルスなどが問題となっている中、坂城支部の皆さんがきめの細かいご努力により食の安全を守っていただいていることに感銘を受けるとともに大きな安心感を持って拝聴いたしました。今後ともますますのご活躍をお祈りいたします。

今回は、総会の後、長野保険福祉事務所食品・生活衛生課 今村睦課長さんの講演があり、最近の食品衛生にまつわる話、あと2年後には義務化される、HACCP(ハサップ)への取組など最新事例を入れた分かりやすいお話をしていただきました。

HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

▲左から:講演をしていただいた、今村課長さん、山村、沢崎支部長

坂城町長 山村ひろし

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