昨日(7月25日)、ホテルメトロポリタン長野で、「持続可能な水道経営の確立に向けたシンポジウム」が開催され参加しました。
先週、水道経営の権威者、東洋大学の石井晴夫先生が坂城町へ来られた祭に参加を勧められました。
全般的に、水道経営について幅広くまた深く議論をされ大変参考になりました。
現在、長野県企業局により水道を供給していただいている坂城町にとってこれからの水道のあり方について議論することは重要なことであります。
(基調講演)
1.改正水道法の概要について
厚生労働省医療・生活衛生局水道課水道水質管理官 林 誠
2.水道事業の持続的な経営の確保について
総務省自治財政局公営企業経営室課長補佐 松尾 大輔
3.水道法改正を踏まえた今後の水道事業のあり方について
東洋大学大学院経営学研究科客員教授 石井 晴夫
(パネルディスカッション)
テーマ:水道法改正を踏まえた今後の水道事業の展望
パネリストは上記の皆さんのほかに
長野市上下水道管理者 高見澤 裕史
小諸市長 小泉 俊博
青木村長 北村 政夫
長野県環境部長 高田 真由美
長野県公営企業管理者 小林 透
後論を通して見えてきたことは、水道法改正(今年10月から実施)を踏まえて地方公営企業の抱える課題は山積しており、待ったなしの状況。
今後はより効率化を目指した広域化を推進する必要がある。(いろいろな形態があるが、経営基盤の強化が必須。)
また。水道のCPS/IoTの検討も必要でスマート化は避けて通れない。(CPS:サイバーフィジカルシステム)
などなど、多様な取り組みが必要との筝です。
▼講演される石井晴夫先生、石井先生が先週坂城町役場へ来られた際の写真、あと、厚労省の林誠さん、総務省の松尾大輔さん、パネルディスカッションの様子
坂城町長 山村ひろし