坂城町 新地 曳き舞台

本日(9月28日)、令和元年新地曳き舞台組み立て実行宇委員会の皆さんによって。8年ぶりに曳き舞台が組み立てられその勇姿があらわれました。素晴らしいですね。

この舞台の製作年代は正確には分かっていないようですが、付属する袴幕には嘉永6年 1853年、羽織幕には安政2年 1855年と記されており、少なくとも160年前以上につくられたものと考えられております。 (坂城町指定文化財として登録)

 この曳き舞台の構造は以下の通りです。(坂城町教育委員会資料より引用)

「木造組立式で四つの木車(台七車)による移動が可能な山車である。舞台は四本の角柱によって屋根が建てられ、左右に脇障子が組み込まれている。唐破風上の鬼板には瑞雲、舞台の梁の上には鶴、左右の脇障子には透かし彫り、舞台の左右には兎が彫刻されているが、全体的には質素な雰囲気を漂わせている。舞台上の屋根は軽くするために市松模様の紙貼りで照明効果をも考慮していたものと推察される。」(製作者については不明)

新地の皆様のご尽力には誠に感謝感激です。

坂城町としても、この曳き舞台の保存、利用、展示に積極的に協力して行きたいと思っております。

以下、曳き舞台と関係者の記念撮影を以下の掲載します。

坂城町長 山村ひろし

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