富士通(株)がレタスを発売!

 昨日(5月14日)、富士通(株)から御招待があり、「富士通フォーラム」セミナーに参加させていただきました。

 全般的な富士通の取り組みについてお話を伺ったのですが、その中で、富士通の山本社長から、富士通がレタスの販売を始めたとの話を聞きました。

 富士通グループでは、福島県会津若松市の半導体工場の空いていた建物の約2千平米のクリーンルームを転用して独自のテクノロジーで機能性野菜「キレイヤサイ」シリーズより、低カリウムの無農薬レタスの生産、販売を開始しました。

                     

 

(製造マネジメントニュースより)

                             

 このレタスは、カリウム摂取を気にする腎臓を患う人はもちろん、苦味を抑えて甘みを引き出してあるため、苦いものが苦手な人や子どもにも食べやすい点が特徴だそうです。

いただいてきたレタス。洗わずに食べられ、大変甘い味です。

               

 オランダではこのような植物工場が盛んで、先日も安倍首相が視察に行かれましたが、厳寒期も通して一年中安定した農業生産をしており、今や米国に次ぐ世界第2位の農産物輸出国になっています。

 今までもオランダの成功事例を日本でも取り入れようとしてきましたがなかなかうまくいかなかったようです。

 しかしながら、もう一度新たな視点で、ICT技術の導入や太陽光エネルギーを使ったエネルギー対策などを取組みチャレンジする企業が出てきました。

 富士通の事例もコンピュータ会社が 「畑違い」 といわれながらも取り組む一つのチャレンジとして興味深く見ています。

                  

 坂城町長 山村ひろし    

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です