昨日(7月1日)、「さかき産学官連携研究会」(会長:桜井雅史さん)総会後の講演会で(独)産業技術総合研究所の中野禅(しずか)上級主任研究員の講演がありました。
テーマは「積層型造形技術と3Dプリンターを使った量産型ものづくりへの検討」です。
詳細は省きますが私が大変強く印象に残ったのは、3Dプリンターを使った 「量産」 という発想と 「ハードワークからソフトワークへ」 、「空間を生み出す。空間を利用する。空間から得る。」 というお話でした。
3Dは 「ハードでは無く、ソフト」、「大切なのは空間を作るということ。」 は正に、老子の言う 「無用の用」 の世界のお話でした。
3Dについて、正に発想の転換です。
講演する、中野禅(しずか)さん
禅(しずか)というお名前も哲学的ですね。
(ご参考。 老子の「無用の用」について)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=23009
坂城町長 山村ひろし