本日(3月29日)、坂城町テクノセンターで 「HELLO ALSON フィリピンボランティア報告会」 が開催されました。
「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」(会長:林 春二さん)はフィリピンで医療ボランティアの活動をされておられる会です。
会長の林春二さん(御代田町)は坂城ライオンズクラブのメンバーでもあり歯科医師です。
林さんたちのグループは毎年、マニラ近郊のスラム街で医療活動を行っています。
今年は、41名の高校生を含む93名のボランティアの方々がフィリピンで活動をされました。(今年は2月7日から10日)
各々から体験発表がありましたが、大変大きな感動をいただきました。
坂城町の高校生として初めて 臼井さつき さんが発表を行いました。
今年の医療活動(歯科治療が中心です。)は2月7日から10日までマニラ近郊のスラム街で物資配布活動や医療活動を行いました。
ハローアルソン・フィリピン医療を支える会は、(1)フィリピンの恵まれない人たちに無料で歯科治療を行う (2)活動で使用する歯ブラシやタオル、石けんなどを集め届ける (3)活動を通して、自分たちの生活を見直し本当の豊かさや優しさを考える (4)次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際貢献を考えてもらう を活動理念として、毎年フィリピンで歯科治療を行っております。
歯科治療は期間が限られているため止む無く、「抜歯治療」を行わざるを得ないのが痛恨だそうですが一生に一度の歯科医療を受けるチャンスの人々にとっては命がけの治療となります。(虫歯を放置するために黴菌が全身に回り死に至ることが少なくないそうです。)
治療中の林先生(「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」ホームページより)
今回参加した高校生41名はいずれも、日本では体験できない、いわば非日常的な体験を通して、幸せとは何か、他者のために何ができるか、自分は今後何をすべきか、両親に対する感謝の念、など深く思いいることがあったようです。
挨拶する山村
報告をする関口敬人団長
現地の活動状況を報告する坂城ライオンズクラブ辺見政嗣さん
左から:林舞華さん(小諸高校)、臼井さつきさん(長野南高校)
左から:渡邉未稀さん(上田染谷丘高校)、荻原萌さん(屋代高校)
発表を終えた高校生4名
高校2年、3年時に2回参加し、現在、長野医療専門学校で歯科衛生士の勉強をしている山辺恵里沙さん
総括報告をされる、「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」代表の林春二先生
坂城町から参加された 臼井さつき さん(中央) ご家族と一緒に
来年は、2016年2月7日(日)から10日(水)までの4日間の予定です。
活動地区はフィリピン・マニラ近郊
募集期間:2015年4月1日(火)から7月31日(木)
応募されたい方は、ハローアルソンフィリピン医療を考える会(会長:林春二さん、桜井真由美さん)にご連絡ください。
Tel:0267-32-3613,Fax:0267-32-5979
(高校生の参加費は16万円ですが、自己負担は5万円です。 差額は有志の方々のカンパでカバーされます。)
坂城町長 山村ひろし