本日(4月9日)、タイ国の元外務大臣で、アジアのノーベル賞と言われるマグサイサイ賞受賞者のカセー・チャナオン博士(Dr.Krasae Chanawongse)が坂城町役場に来られました。
カセーさんは桜井製作所のタイ工場設立にあたり相談役に就任されておられ、その関係もあり坂城を訪問されたものです。
左から:桜井製作所桜井社長、カセー博士、桜井製作所(タイ)杉山さん、塚田産業振興課長、山村、宮下副町長
昼食をはさみ2時間お話をさせていただきましたが、大変素晴らしい人格者でその飾らぬ人柄で多くのタイの皆さんから慕われておられることがよくわかりました。
カセーさんは若い頃大変苦労され(駅での水売り、新聞配達など)、地方に根付く医者となり地域医療に長年貢献されてこられた方です。
また、ご自分で大学も設立されておられます。
今後、坂城とタイの間でいろいろと連携ができればと考えております。
カセーさんの自伝の書をいただきました。(本のタイトル:「そして、村へ」)
早速、拝読させていただきましたが、地域医療に心血を注いで取り組まれてこられた様子がよくわかります。大変素晴らしい本でした。
坂城町長 山村ひろし
杉山様
メッセージありがとうございました。
杉山様ならびにカセー博士と素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
今後とも、タイ・坂城でいろいろ連携ができればと思います。
よろしくお願いいたします。
山村ひろし
山村町長様、この度は、お時間を頂戴し、ありがとうございました。
ドクター・カセーは、坂城町の発展のユニークさをとても感心していました。16000人ほどの人口で、250近くの製造業を持ち、そのほとんどが、居住者の投資によるものというものです。
タイの生まれ故郷、コンケン県ポン町は、東北タイの中心コンケンと東北タイの入り口ナコンラチャシマの間に位置し、ミャンマーからベトナムにつながる東西回廊(整備道路)の近くにありますので、坂城の工業化の発展方法にとても興味をもたれたのだと思います。
地方行政と教育の両面で、今後とも、ご協力をお願いいたします。