昨日(7月10日)、坂城テクノセンターで 「スーパーコンピュータ「京」の誕生までの軌跡」 というテーマで富士通 青木孝さんによる講演会が開催されました。
30年前からスーパーコンピュータの開発に取り組み、「事業仕分け」の荒波にも屈せず、世界一への挑戦を成し遂げた取り組みに拍手を送りたい。
以下、町のホームページにも掲載されていますが、講演の様子、ご覧ください。
山村の右:富士通 次世代テクニカルコンピューティング開発本部統括部長の青木孝さん
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(以下、坂城町ホームページより)
7月10日(火)、坂城テクノセンターで、スーパーコンピュータ「京」講演会が開かれました。
講師には、「京」の開発者である富士通 次世代テクニカルコンピューティング開発本部統括部長の青木孝さんをお迎えし、『スーパーコンピュータ「京」誕生までの軌跡~世界一への挑戦~』を演題にご講演をいただきました。
「京」は、世界一速い計算機と認定された(2011年11月15日時点)、理化学研究所と富士通 が共同で開発したスーパーコンピュータです。1秒間に1京回(17桁、ゼロが16個)の計算ができ、その計算能力で、環境、気象、交通、医療など様々な分野で利用され、活用事例の一部として、津波予測・生体・車の衝突・創薬などのシミュレーションを行うことができます。
青木さんには、「京」の能力や活用事例、スーパーコンピュータの開発競争の状況、また、開発プロジェクトの前に立ちはだかった「事業仕分け」などの問題を乗り越えて、システム納入・稼働を達成したプロジェクトに対する思いをお話しいただきました。会場に集った約100名の聴講者のみなさんは深く聴き入り、最後に行われた質疑応答では、活発に質問していました。
なお、青木さんには、明日、坂城中学校で、中学生にもご講演していただくことなっています。
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坂城町長 山村ひろし