昨日(9月25日)、坂城町村上小学校で仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏会がありました。
仙台フィルは2年半前の東日本大震災で大きな被害を受けられたのですが、その直後から、「私たちは、被災された方に直接音楽を届けることにより、亡くなられた方々を鎮魂し、ご家族や生活を失くされたみなさんを癒し、そして希望の灯をともすことに全力を挙げて取り組み続けてまいります。」 というメッセージを掲げられ、復興支援のコンサート活動を開始されました。
また、その一環として、今年3月にはロシアに招待されモスクワで演奏会を開催し、学生たちとの交流会なども行われてきました。
その中での村上小学校での公演は大変意義のあるものと思います。
関係者の皆さんのご努力に敬意を表します。
体育館いっぱいの子どもたち
後方中央:挨拶する山村 その後ろ側がオーケストラ席
数か月前に、昨年、坂城町文化祭で演奏をしていただいた、仙台フィルのコンサートマスター西本幸弘さんから葉書をいただきました。
そこには、このたび結婚されたことと、末尾に 「今回、村上小学校で公演することになりました。」 と書かれていました。
大変びっくりしましたが、実は、村上小学校の神尾校長先生が、文化庁の 「平成25年度 次代を担う子どもの文化芸術体験事業」 に応募されそれが採択になったのでした。
仙台フィルは今年度、長野では、飯島町(飯島小学校 24日)、坂城町(村上小学校 25日)の2か所で公演を行いました。
以下、坂城町ホームページから
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9月25日(水)仙台フィルハーモニー管弦楽団が子どもたちに公演!
9月25日(水)、仙台フィルハーモニー管弦楽団が、文化庁の「平成25年度 次代を担う子どもの文化芸術体験事業」として、村上小学校でオーケストラ公演を行い、村上小の児童と、南条小、坂城小の6年生が鑑賞しました。
一流の迫力ある音楽が演奏されると、子どもたちは、目を輝かせ、曲のリズムに合わせて体を揺らしたりしながら最後まで楽しんで聴いていました。また、演奏だけでなく、指揮者体験や、打楽器の演奏、児童全員が合唱するなど、オーケストラとの共演も叶い、子どもたちはとても貴重な体験をすることができました。
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坂城町長 山村ひろし