先週(10月25日)、さかきテクノセンターにJICAの研修プログラム(カンボジア 地域における中小企業振興コース)で15名の研修生の方々が来られました。
多くはカンボジアで行政職にある若者です。(10月14日から31日まで長野に滞在されています。)
テクノセンター側から坂城の企業・技術について説明をし、私は坂城町の概況についてお話をいたしました。
中央:山村の左側が代表のウン・ディポラさん、右側:テクノセンター栗林理事長
挨拶をする山村
代表のカンボジア工業省 ウン・ディポラさんの御礼のご挨拶の中でメコン川に架かる 「きずな橋」 のお話を伺いました。
カンボジア国内でメコン川本流に架けられた唯一の橋が 「きずな橋」 で、プノンペンとラオス国境を結ぶ国道7号線が、コンポンチャムでメコン川を渡るところに架けられているそうです。
以下、外務省資料から。
「カンボジアの主要幹線道路の一つである国道7号線は、メコン河により東西に分断されていました。そこで日本の無償資金協力(平成8年度~平成12年度、総額65.07億円)によってメコン架橋が建設され、農作物の産地として重要な東北地方から首都までの交通事情が改善されました。現地ではこの橋を、「きずな」という日本語をそのまま使って「きずな橋」と呼び親しんでいます。」
また、この橋は日本とカンボジアの友好の象徴として、カンボジアのお札(500リエル札 約13円)にも描かれています。
500リエル札の中央に 「きずな橋」
カンボジアの皆さんが毎日この紙幣をご覧になり 「きずな橋」 を通して日本に対して親しみを感じていただけるとしたら素晴らしい話ですね。
坂城町長 山村ひろし