11月9日ー10日と葛尾組合議会視察研修に同行いたしました。(葛尾組合組合長:山村、議長:中村直行氏)
今回は9日が富山県高岡広域(高岡市、氷見市、小矢部市で構成)で運営されている、「高岡広域エコ・クリーンセンター」の視察を行い、10日には石川県内灘町で管理されている「内灘町霊園合葬墓」の視察を行いました。
高岡広域のエコ・クリーンセンタは平成26年10月より稼働し、高岡市、氷見市、小矢部市の可燃ごみを処理しています。(3市総人口:約253千人)
焼却施設としては、全連続燃焼式ストーカ炉で、1日当たり85トンの処理能力を有する炉が3炉あり、1日で最大255トンのごみを処理することができます。(葛尾組合の約3倍の処理能力)
また、ごみ焼却に伴い発生する熱エネルギーを活用し、最大4,600キロワットの発電能力を有し、施設全体の電気を賄うとともに、余剰電力を電力会社に売電しています。
施設が新しいこともあり大変クリーンな感じをうけました。
高岡地区広域圏事務組合手林正宏事務局長による説明
施設の説明
最大4,600キロワットの発電機
高岡広域エコ・クリーンセンター前で
高岡広域エコ・クリーンセンターの視察後訪れた金沢箔「箔巧館」で
石川県内灘町合葬墓は、近年の少子高齢化や核家族化などにより、墓地を継承していくことが困難となる社会情勢の変化などにより、一つのお墓にたくさんの方の遺骨を合同で埋葬する合葬墓を建設し、平成28年から使用を開始しています。
葛尾霊園でもいず検討すべき課題として今回、視察を行いました。
石川県内灘町霊園合葬墓
納骨堂はこの施設の内部にありますが、お墓参りなどは前面の式台で行われます。
右側が納骨されるロッカー
内灘町霊園合葬墓の前で
富山県高岡広域エコ・クリーンセンターならびに石川県内灘町霊園合葬墓ともいずれも葛尾組合が検討を要する事例として大変参考になりました。
坂城町長 山村ひろし