坂城国際産業研究推進協議会米国研修二日目の今日(6月19日)、は午前中、ホテル内でJETRO(日本貿易振興機構)ヒューストン事務所の中川直人さんから「テキサス州におけるビジネスチャンスとJETROの活動」というテーマで講演をお聴きしました。
全米の中でも大変経済の活発化が著しいテキサス州。 米国の中でも、第4位の人口があるヒューストン、第7位のサンアントニオなどが集結しているこの地は企業立地がすこぶる盛んです。
物価が安く、労働賃金が低く、全米、南米、ヨーロッパへ向けての立地の好条件、おまけに、州の法人税、個人所得税が「ゼロ」、労働組合への加入が強制されていない「Right to Work」など経営面での大きなメリットがあります。
▲JETROヒューストンディレクターの中川直人さんの講演
中川さんの講演の様子
午後はサンアントニオの日精樹脂工業(株)の米国工場へお邪魔しました。
この工場は今年2月26日に竣工。
中国、タイに次ぐ3番目の海外工場です。
NIssei Plastic Machinery America INC. の滝澤清登社長から説明を受けました。 右は副社長の久保田淳一さん
▲36,500平米(11,000坪)の広大な敷地で屋根までの高さは約20メートル
日精樹脂工業(株)さんの米国の拠点として活躍が期待されます。
▲工場前で記念撮影
▲サンアントニオにあるアラモ砦(アラモ伝道所)
ここは1836年にメキシコとテキサス州独立派で戦われた有名なアラモの戦いの砦
この戦いでテキサス側の守備兵約200名が全滅。(中に有名なデイビィクロケットなどが含まれる。)
ところで、今回の参加メンバーは以下の通りです。(計20名 敬称略)
竹内明雄(竹内製作所)、宮後睦雄(宮後工業)、二見邦彦(宮後工業)、鈴木祐和(テクニカルイン)、小山政市(コヤマレース)、滝澤肇(八十二銀行)、井田洋一(長野銀行)、井田惠子(松本ものづくり産業支援センター)、丸山秀司(KYB-YS)、山内芳彦(誠大)、青木光郎(丸屋製作所)、桜井雅史(桜井製作所)、鈴木晃(富士通)、塩野入猛(坂城町議会)、関戸啓司(坂城町商工会)、山村弘(坂城町)、大井裕(坂城町)、宮原卓(坂城町)、小嶋隆夫(ミクロン精工)、小嶋音寧(ミクロン精工) (小嶋隆夫さん、小嶋音寧さんはシリコンバレープログラムのみ参加。)
坂城町長 山村ひろし