昨日(8月7日)と今日にかけて、売木(うるぎ)村で、長野県町村会産業経済部会が開催され参加しました。
町村会として、国、県に対する要望事項を取りまとめました。
前列中央:茂木産業経済部会長(御代田町長)
主な項目としては以下の6項目です。
1.TPP協定への対応について
2.農業・農村対策の推進
3.野生鳥獣被害対策の推進
4.森林・林業対策の推進
5.地域活性化対策の推進
6.観光振興対策の推進
会議の後、売木村のいくつかの施設を訪問し、村の活性化対策などお聞きしました。
長野県最南端にある売木村へは今回初めてお邪魔しました。
売木村のプロフィールは以下の通り。
1.標高:820m
2.人口:554人(7月末)・・長野県で人口が2番目に少ない村。
3.高齢化率:44.8%
4.I ターン人口:152人 (25.9%が I ターン)
5.気温: 最高 35.3度、最低 ~18度
人口の少ない村ですが、活性化のためにいろいろ工夫をされています。
その一つが、人を呼び込むための施策として、「マラソン」に力を入れています。
長距離マラソン選手の重見高好氏を役場職員として採用し、「走る村―うるぎ村―プロジェクト」 を推進しています。
売木村職員のマラソンランナー 重見高好さん
重見さんなどのプロジェクトもあり、なんと村では、400m、6トラックの競技場を建設中。総工費は5億円。
これは 「四美売(しびる)の里」 と命名して、個人で紅葉の山を作られておられる方がおります。これもすごいですね。
上の写真:説明される林洋文さん ご夫婦で10町歩の紅葉の山を作られています。
こちらは、「南信州 うるぎ星の森 ― オートキャンプ場」の風景。広大な敷地でテントの貸し出しも出来、各種のコテージ、トレーラー、シャワー室など施設が整っています。 全国でも有数な施設だそうです。
今回初めて売木村をお邪魔しましたが、いろいろな工夫をして村おこしをされておられました。 大変参考になりました。
坂城町長 山村ひろし