先日(2月23日)、坂城町文化センターで、平成31年薔薇人(ばらーど)の会総会が開催されました。
薔薇人の会のメンバーは現在、61名ですが、最近では上田市、千曲市など近隣の皆さんも多数会員となり活躍されています。
「さかき千曲川バラ公園」で開催される、「ばら祭り」も今年で第14回目を迎えます。
年々規模も大きくなり、来場者も増えている、「ばら祭り」(昨年は42,000人の来場者)も薔薇人の会の皆さんのボランティア活動が無ければ運営できません。 あらためて感謝申し上げます。
さて、今回は、総会の後に、「NPOバラ文化研究所」 理事長で 「佐倉ばら会」 の会長の、前原克彦さんによる講演会も行われました。
佐倉を拠点に世界的に活躍されておられる前原さんの講演は大変分かりやすく、内容の深いものでした。
以下、講演の主な項目のみ記します。
(1)バラ文化研究所の紹介
・鈴木省三さんからヘリテージローズ(歴史的なバラ)を譲り受け、バラ文化研究所などを立ち上げる。
(2)バラの歴史と文化
・現代バラの歴史など
(3)日本の野バラの果たした役割
・ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナシなど世界的に発展している
(4)ボランティアの活躍
・佐倉では年間延べ3,000人のボランティアにより支えられている。(ボランティアのメンバー数は50名程度)
(5)世界への挑戦
・国際ヘリテージローズ会議への参画、殿堂入りバラ園、優秀ガーデン賞など受章
(6)将来の展望
・佐倉をバラの町へ、国内外のローザリアンとの交流の強化 など
講演会の前に、前原さんに、さかき千曲川バラ公園を見ていただきましたが、「自然に囲まれ、ボランティアの皆さんによる、”手づくり感” があってとても素晴らしい」 と言われていました。
さかき千曲川バラ公園の将来構想などについてもいろいろアドバイスをいただきました。
皆さんと一緒に、我々のバラ公園をどのようにするか考える良い機会になりました。
あいさつされる、薔薇人の会、鈴木会長
講演される、前原克彦さん
全員で記念撮影
坂城町長 山村ひろし