本日(7月11日)、竹内製作所さんが、新たに今年作られた試験場ならびに試験棟を見学させていただきました。
坂城町を代表する小型建機の竹内製作所さんは9億円を投じて、3カ所に分散していた試験機能を1拠点に集約されました。
また、これまで試験ができなかった雨天時や雪が積もっている時期にも試験ができる新たな設備も導入。主要市場の欧米で良好な市場環境が続く中、試験機能の強化を通じて開発スピードの向上を目指すとのことです。
新たな試験棟は2630平方メートル、一部2階建て。
1階は試験や改造をするスペースで、2階部分には事務所を設置。
試験棟の集約により、製品開発に要する時間を5%程度短期化できるとのことです。
試験場では主に耐久テストと性能試験を行い、新試験棟では雨天時にもテストができるよう、試験棟の半分を覆う形の屋根を設置し、雨や雪の悪天候時にも試験ができるようにし開発スピードを安定させ、恒温試験室も新たに設置し、セ氏45度の気温が高い状態での試験が実施できるようになったとのことです。
本日も、鉄製の大きな壁に建機をぶつけての耐久テストや、急角度(30度程度)の傾斜地でのエンジンテストなどを行われていました。
坂城町の中核企業としてますますのご活躍を期待します。
▼中央の私の左側が竹内会長、右側が横山執行役
坂城町長 山村ひろし