南条小学校 安全祈願祭・起工式

 本日(9月3日)午前、坂城町立南条小学校改築工事安全祈願祭ならびに起工式が執り行われました。

 平成23年から足かけ4年、多くの皆さん方のご協力を得てようやく着工の運びとなりました。

                       

 南条小学校は、耐震化と老朽化が大きな問題でありました。

 結論として、新しく改築をすることに決定をし、建設検討委員会、建設委員会の皆さまをはじめ、町議会、教育関係者、地元区の皆さんなど多くの関係する方々とご相談をし、また、大変なご支援をいただき、今日の日を迎えることができました。 心より感謝申し上げます。

                  

南条小学校新校舎鳥瞰図(予想)

 新しい南条小学校は子どもたちに目の届きやすいシンプルな「コ」の字型の配置とし、社会開放施設を既存体育館近くに集め、開放エリアと非開放エリアを明確に分離し、通常時はもちろん、有事の際も利用がしやすい教室配置としました。

 また、音楽堂は、地域の皆さんや児童にとって学校のシンボルだと認識できるものとしました。 児童で360人、大人ですと300人利用できるようにするとともに、八角形の形状や内壁ルーバーにより、空間全体に均質で明瞭な音を伝え、迫力ある演奏を響かせるホールとしました。

 図書館は、パソコン教室と連続させメディアゾーンとして、様々な授業展開ができるようにしました。

 また、中庭は再生木デッキテラスにより、上履きのまま全学年の児童が交流できる場といたしました。

 中高学年には、各階にオープンスペースを設置し、グループワークや学年の発表の場に活用ができ、また、間仕切りすることにより少人数学習でも利用できるようにしました。

 また、誰にも優しい学校として、エレベーターやスロープを設置し、バリアフリーな設計としています。

 普通教室棟の屋根には、集熱と太陽光発電を併用したパネルを設置し、自然エネルギーや環境についても同時に学習できる施設としました。

 南条小学校の工期は、平成28年3月までの長い期間となりますが、設計管理を担当されるエーシーエ設計、工事を担当される、守屋・冨士建設共同企業体におかれましては安全に留意し、最善のご努力をされますようお願いしました。

 また、工事の期間中は児童たち、地元の皆さん方に多大なるご迷惑をお掛けいたしますが、格別のご理解、ご協力をお願いいたします。

                      

竹内宮司による神事

 

    

鍬入と玉串奉奠(山村)

 

 

           

 (以下、坂城町ニュースもあわせてご覧ください。)

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南条小学校改築工事 起工式

南小起工式

  9月3日(水)、坂城町立南条小学校改築工事の起工式が行われました。

  新しい南条小学校は、建物の正面となる管理・特別教室棟、低学年の教室を主とした平屋の南普通教室棟、中・高学年の教室を主とした2階建ての北普通教室棟、そして既存体育館と校舎を結ぶ位置に音楽堂を配置し、明快なゾーニングにより管理の目が行き届きやすく、死角をつくらないコの字型のシンプルな構成としています。なお、学校のシンボルとなる音楽堂は、昇降口に近い学校の中心に設け、人々に親しまれやすいデザインとなります。竣工予定は、平成28年3月です。工事期間中はご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

建築概要

  • 鉄筋コンクリート造  2階建て
  • 一部鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
  • 校舎延床面積(外部渡り廊下含)  5,093.15平米

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 坂城町長 山村ひろし

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