先日(1月21日)、AREC・Fiiプラザで令和4年新春特別講演会・次世代産業ビジネスフォーラムが開催されました。(AREC:浅間リサーチエクステンションセンター、理事長:白井汪芳さん)
例年ですと、上田の玉姫殿で盛大に開催されるところですが、今年は新型コロナの影響で、ARE・FII プラザで人数を限定し開催されました。 当会場以外の方はリモートでの参加となりました。
講演会の講師は、セイコーエプソン株式会社取締役会長の碓井稔さんです。
「分断を乗り越え、多様性がつくる持続可能な社会へ」というテーマで約1時間半ご講演をいただきました。
碓井さんのお話を伺うのは初めてでしたが、しっかりとした企業理念、コンセプトをお持ちで、事業展開をされておられることに感銘を受けました。
経営の持論として以下を掲げておられます。
◆会社は社会の為、お客様の為に存在する。
◆経営者は全ての人を元気づける存在でなければばらばい。
・夢を力に、夢を共有化し、リードしフォローする。
・Reality&Dream
◆エンドのお客様起点でビジネスを考える
・お客様との強い接点作り、その拡大と持続化
・そのためのコアの能力(技術、商品など)の強化、DXは有効な手段
◆規律と躍動の組織づくり
・総合力の最大化(強いサッカーチームのように)
・一人一人が会社の代表者(ラストマン)である覚悟を持った組織
なにより、以上の持論を実戦されておられることに感服をいたしました。
▼左:碓井会長、二枚目は講演中の碓井会長で右下には、ARECの白井会長
坂城町長 山村ひろし