平成29年度長野地域活性化推進会議

昨日(7月3日)、長野県長野合同庁舎で、平成29年度【拡大版】長野地域活性化推進会議が開催されました。

この会議には、長野県側から、阿部知事、小岩企画振興部長、塩谷長野地域振興局長他、所属自治体からは、加藤長野市長、三木須坂市長、岡田千曲市長、市村小布施町長、内山高山村長、横川信濃町長、峯村飯綱町長、伊藤小川村長ならびに山村の9市町村長が出席しました。

前列左から:舟木参与、小岩企画振興部長、阿部長野県知事、塩谷長野地域振興局長、塚田長野保健福祉事務所長、竹内長野建設事務所長

今回の会議では、(1).長野県の次期総合5ヵ年計画の策定について、関連して、(2).次期総合5ヵ年計画「長野地域編」の策定についての説明がありました。

続いて、各市町村長から長野地域の「めざす姿」や「取り組む政策」について発表があり活発な意見交換が行われました。   

私からは、

1.産業・雇用について:

坂城町の最大の重要テーマは産業の活性化です。そこで、坂城町の「第5次長期総合計画」、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」についてふれ、何よりも、「安定した雇用の確保と多様な就業機会を拡大すること」 そのためにも、「新たな工業団地」の造成、関連して、「国道18号バイパス」の早期完成、「県道坂城インター先線事業」の推進などへの積極的な協力のお願いをいたしました。

2.福祉施策・見守りシステム

福祉政策についての積極的なバックアップについての協力依頼と、長野県企業局と共同して進めている、高齢者の新しい見守りシステム 「KIZUKI」 の推進についての協力のお願いをいたしました。

(「KIZUKI」については以下のサイトをご覧ください。)

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1490574988490/index.html

3.有害鳥獣・森林病害虫対策

本件については、引き続き、「侵入防止柵設置」の推進などの他、特に、森林病害虫防除(松くい虫防除)対策について、一部地区でリスクコミュニケーションの問題が出ている中、長野県としても毅然たる態度で、積極的な広報活動、支援をしていただけるようお願いをいたしました。

4.その他:

・「さかきものづくり展2017(10月6日、7日)についてのPR

・「福祉医療費の窓口支払い」の廃止に向けての推進について(ペナルティーの一部廃止では不十分)

・「義務教育の地方分権推進」(都道府県ではなく各自治体が教育の財源と人事権を持って各地区に根ざした教育を推進するもの)・・・・ このテーマについては、以前から(6年前から)阿部知事に検討をお願いしているものですが、阿部知事も教育の地方分権化については同じ意見をお持ちであることを再確認しました。 今後とも引き続き、検討を進めたいと思います。

以上、午後3時から5時過ぎまで、熱のある、充実した議論が出来ました。 今後、各論について進めていきたいと思います。

坂城町長 山村ひろし

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