平林久さんの講演 「千曲の谷から不思議な宇宙へ」

昨日(12月20日)、坂城町上平出身で宇宙科学研究開発機構(JAXA)名誉教授の平林久さんの講演がありました。(主催:さかきテクノセンター)

講演のタイトルは 「千曲の谷から不思議な宇宙へ」です。

まだまだ分からないことがいっぱいの宇宙について、幅広く解説していただきました。

私もかつて富士通時代に関係した、ハワイのマウナ・ケア山頂に大型光学赤外線望遠鏡(すばる望遠鏡)の設置をした際のことなど思い出しました。

左:開会のごあいさつ 右:平林先生の講演の様子

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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坂城経営フォーラム 千曲の谷から不思議な宇宙へ

経営フォーラム

12月20日(水)、坂城テクノセンターで、平成29年度第2回坂城経営フォーラムが行われ、講師に坂城町出身の平林 久さんをお招きし、「千曲の谷から不思議な宇宙へ」を演題にご講演いただきました。
 平林さんは東京大学大学院を修了後、東京大学東京天文台や野辺山太陽電波観測所へ勤務され、その後、電波天文衛星「はるか」のプロジェクトマネージャーを担当するなど、電波望遠鏡やブラックホールに関する研究・観測をされています。

平林さんがなぜ宇宙に興味を持ったのか、学生であった当時に次々と発見された宇宙の新事実などをスライドや写真を用いてご解説いただきました。
 また、野辺山にある直径45mもの大きさの電波望遠鏡や電波天文衛星「はるか」を使って、地球よりも大きな電波望遠鏡を作り、遠く離れたところにあるブラックホールに関する観測をする中で、『新たにわかるようになったことも多いが、わからないこともまだまだたくさんあります。』と、わからないことが多くあった宇宙も、様々な宇宙研究によって、一歩ずつ解明されていることをお話しいただきました。

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坂城町長 山村ひろし

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