昨日(9月5日)、坂城テクノセンター(理事長:依田穂積さん)で令和元年度第1回技術セミナーが開催されました。
今回は、新しい金属3Dプリンター 「Desktop Metal」 のご説明があるとのことでしたので、参加しました。
講師は丸紅情報システムズ(株)製造ソリューション事業本部スペシャリストの丸岡浩幸さんです。
坂城テクノセンターには、3Dプリンタ 「FORTUS 360mc-S」 (STRATASYS社製) がすでに導入されていますが、導入から6年を経過しており、後継の新機種を選択中です。
既存のFORTUS 360mc-S は、樹脂素材を使った積層タイプのものですが、今回ご説明いただいたのは、金属粉にワックスとポリマーを練り合わせたものをカートリッジ状にし、加工するものです。
金属粉末そのものではないために、飛散、周辺機器への影響が無いなどの利点があります。
ただし、この機種、「金属3Dプリンター Studio システム+」 はまだ日本では稼動してなく実際に使うにはもう少し時間がかかりそうです。
坂城テクノセンターの工藤センター長を始め皆様の先駆的な取り組みに期待したいと思います。
テクノセンターに導入する、3Dプリンターですので最先端のものを入れていただき、町内各企業での利用促進を図っていただきたいと思います。
▼講演中の丸岡さんと金属3Dプリンター(大変コンパクトな機械です。)
坂城町長 山村ひろし